かにさん記録 blog

日々の思うこと、好きなこと、考えの整理!

おにぎりの話

ばたついたまま5月が過ぎ去っていきま…した!仕事も全体的に皆慌ただしい。でもいつの間にか日中は夏日になったり、夜も日が長くなって、いつもより少し歩いて帰ろうかと気分転換したくなる日も多くなりました。

ポータブル完全食「おにぎり」 #死なない杯 - インターネットの備忘録

はせさんがおにぎりの話を書いておられて、私もおにぎりが好きなのと、ご飯を食べることの大事さを感じているので。綴ります。

我が家では、高校からおにぎり作りは私の役目でした。家庭科で「丸型、三角、たわら」の三種類を作り分けるテストが、確か入学早々にあってその練習のために作り始めたのがきっかけでした。
母がおかずを作っている間に、私はのそのそ起きて炊きたてご飯をおにぎり2個分アルミボウルに入れて少し冷まして、中に入れる梅とか梅とか梅(ほぼ梅だった気がする)を必要分だけ取り分け二等分に(この辺は結構母がやってくれていた気がする)。両手にお塩を刷り込み、冷ましたご飯を半分くらい手に取って、梅ポジションを空けるようにご飯を少し形作る。真ん中の梅ポジションにしっかり梅をのせて、全方面からご飯で包み込んでとじる。リズムよく回転させながら、三角型にした手に収まるように形を作っていく。普通です。

かたくなりすぎず、でも後で持った時にぼろぼろと崩れないように。食べた時にふんわりとした感じの口当たりになるように。たかがおにぎりですが、毎日握っていたら、何となくうまい包み具合で握れるようになりました。
普段自分のおにぎりしか食べていなかったので何とも思いませんでしたが、家以外で、BBQか何かの時に頼まれておにぎりを作った時に「なんかおにぎり美味い!」「お米も海苔もフツーのですよ」「じゃあ握り方上手いのかな?」と言われてから「おにぎりを作るのも上手い下手があるのか!」と、ちょっと自信になりました。

いま、昼食には休みの日に作り置きしたおかずとおにぎりを持参していますが、習慣になっていたおかげかおにぎり作りは苦ではなく、むしろちょっと楽しい作業です。
母に聞いたところ、深い意図はなく最初の「家庭科のテストのために作ったら?」の意味合いしか無かったらしいですが、おにぎり作りが苦なくできる基盤と、ご飯を美味しく食べたい基盤は家で培われた有難いもので今の自分がいるんだなぁ…。と、改めておもったのでした。

今日の、お昼もおにぎりです。冷凍保存したものを持ってきたので、具は食べてからのお楽しみ。