かにさん記録 blog

日々の思うこと、好きなこと、考えの整理!

自分が残す足跡、という名の点

うーん。今週はもろにインフルエンザの影響を受けた仕事の仕方になりました。自分らはいたって健康なのですが、他部署や関係機関からの制限がかかり、イレギュラーな動きに。普段、そこまで机に向かって仕事する事のない職場なので、事務仕事をし続けることが苦痛でたまりません。肩凝りもひどくなった気が…!

 

本の感想を。以前載せた『本を読む人だけが手にするもの』の中で紹介されていた一冊です。

 

心が喜ぶ働き方を見つけよう

心が喜ぶ働き方を見つけよう

 

 

伊藤忠商事→自営など諸々→漁師さん&事業家をこなすという立花さん。東日本大震災後に、宮城の雄勝というところで漁師さん&事業家へ転身されたという方。雄勝の海を通じて食について学びの場を開いたり、被災地の現状を知ってもらうためにボランティアを募り民泊的な事をしたり、再び人の集まる街を作る!という事で復興に力を注いでおられます。上記の活動をしつつ、震災から1年後にこの本を書かれているというからそれまたすごい。

もう既にベースの経歴もやっている事もすんごい方ではありますが、その時々でコレをやりたい!そのためにはこうなっていよう!という何か目標になるものや、将来図があって、省みては修正してまたそれに向かってがしがしと進める行動力や、これまでの経験を踏まえた思い切り、バイタリティがものすごい。

まー何するにしても色々と腰重く机上の空論を地で行く私には眩しい。そんな私が、これをそのままやろう!!!というのは到底ムリなのですが…ただ、自分が好き!という事や力を注ぎたいと感じる事に全力で取り組む事で得られ、力をつけて行ける、経験、知識、人とのつながり、深み、幅…といったものがあるよ!と、示されていると感じました。

読み始めは、こんな事もやってあんな事もやって…と成し遂げてきた事が羅列されているようでなんだただの自慢かよ!と捻くれながらしか見られなかったのですが (なんて僻みだ…笑)。

多分時間を追って書くと、本当に色々なことをやってこられた方なので、まとまりきらないくらいなのかもしれないですが、それが全部今の活動や仕事に通じているというか、通じさせているのが素晴らしいなと。漁師さんと、事業家っていう点と点も見事に繋がっている。そうした、離れていたはずの1つ1つの点が見事に繋がって線になっているんですよね。特殊だけど個性のある、自分だからこそできる何かというものをしっかりと掴んでいるんです。

なので、やっていて無駄な事、経験して損な事はないんだなぁ…と、思うし、そう考えながら自分の幅を広げて選択肢が増やせると、繋がらないように感じる点と点も繋がって、人生もっと充実する、自分だけの何かをつかめるようになるんだろうな。

私の好きな事も、職業も、過去にやってきた事も、どこかで何かのタイミングで繋がるのかもしれないと思うと、いつ使っても良いように磨きをかけておかなきゃな、と改めて思ったのでした!

 

はー今週はもうムリだけど、早く通常業務に戻れますように!インフルエンザに負けないぜ!早く事務仕事から解放されたい!